「睡眠薬は怖い」は嘘。不眠の方が怖い件
睡眠薬の服用どのようなイメージをお持ちでしょうか?
早く眠りに着きたいけれど、睡眠薬は、
「怖い」「メンヘラみたい」「高い」「なんとなく使いたくない」
恐らく、上記の様なイメージを持つ方もいるでしょう。
筆者も半年ほど前、うつ病になり不眠に悩まされておりました。
深夜0時にベッドに入り、眠りに着くまで6時間以上かかった経験もあります。
昼夜逆転を直さなければ…と考え、毎日0時にはベッドに入るものの、眠りに着くのは朝の6時や7時という今思えば精神を病んでいる生活を送っていました。
昼の2時頃に起床し、朝食?を食べ、同じような動画を見て夜を迎える…
そのような生活が2カ月ほど続きました。
2カ月ほど経ったとき、動悸が急に酷くなり、息苦しさも感じました。
朝になっても眠れない日も出始めました。2日間寝ないで朝型に戻そうと思いましたが、やはり夜になると眠れません。
一目でわかるほどにやつれていき、普通の精神状態ではありませんでした。
家族にも1度、病院に行ったほうが良いと言われたほどです。
当時は心療内科に行くことに抵抗があり、行けば状況は変わることはわかっていたものの行けずにいました。
しかし、昼夜逆転・睡眠不足のダメージは確実に体を蝕みます。
物忘れ・紛失・無気力・食欲不振・眠いのに眠れない…
イライラも収まらず、おでこに常に血管が浮いている状態でした。
「心療内科行こう…」
これ以上続けば最悪死んでしまう事が脳裏をよぎり、心療内科を受診しました。
現在の状況をすべて話すと
医者「その状況だと睡眠薬を使ったほうが良い。」
筆者「わかりました…」
そんな感じで、乗り気ではありませんが睡眠薬の服用を開始しました。
1時くらいに睡眠薬を服用し、ベッドに入ると…
まあ眠れること眠れること!
1時間もすれば眠りにい入り、朝の8時くらいにすっきり目覚めました。
眠れることがこんなに素晴らしいなんて…
抵抗を感じて心療内科を受診しなかった2か月間が本当にばかばかしくなるほどです。
こんな感じの経験から、眠れないなら睡眠薬を使ったほうが良いと胸を張って言えます。
というより、睡眠薬を使いたくない方は睡眠薬への「誤解」が多いんです。
筆者も下記のような誤解があったため睡眠薬に手を出せませんでした。
高い
高いイメージがありますが、意外と2週間分でも1500円程度で購入可能です。
心療内科に処方してもらいましょう。
副作用がある
量を間違えなければ大丈夫です。
万が一の副作用もあるかもしれませんが、不眠のほうが絶対に危険です。
周りからのイメージが悪くなる
言わなければ基本ばれません。
睡眠薬を服用しているだけで人格を疑われるならそんな人とは離れるべきです。
むしろ不眠によるクマや無気力のほうがイメージも悪く、人を不安にさせます。
まとめ
「睡眠薬の服用は悪」という風潮が現代に蔓延っている感じは確かにあります。
が、睡眠薬を服用している人には命がかかっている方もいると言っても過言ではありません。
睡眠薬の服用を迷っているならば、直ちに服用すべきだと考えます。
もちろん睡眠薬に頼らずに眠りに着くのが一番です。
ネットに流れている睡眠方法を取り入れ、それでも眠れなければ睡眠薬を服用しましょう。
迷うことはありません。