社会不適合者・ニートが世間の目からメンタルを守る方法
筆者は退職後、3ヶ月間ニート生活を送りました。
ニート期間は収入は当然なく、貯金を切り崩していく生活を続けていました。
筆者がニート生活を送る上で必要な要素であると感じた「心の余裕」について
語らせていただきます。
世間からは常に冷たい目で見られるため、何も対策をしないといずれ病んでしまいます。
特に、心に余裕が無い状態だとさらに世間の目は痛く刺さります。
しかし、ニートという特権を生かし、心の余裕を得ることも出来ます。
筆者も、わずかながら心の余裕を得ることができました。
今日は、ニートでも心の余裕を持つことの重要性と同時に、メンタルを守る方法について語ります。
①収入がないという最大の不安要素からメンタルを守る。
筆者の収入は会社からの給与のみであった為、5か月間は全くの無収入でした。
無収入がしばらく続くと、なぜか動悸が常に止まらず、呂律も回らなくなっていました。
心の余裕の無さが体に出始めたのです。
人と話すことも億劫になり、生活品、食料品の買い物以外は全く外出しない時期が3ヶ月ほどありました。
最終的には精神科で抗不安薬を処方してもらうレベルで済みましたが、あの時精神科に行かなければと考えると恐ろしいものです。
心の余裕の無さは健康、時間を容赦なく奪います。
②人相も悪い上にニートということから人が寄り付かない。
「一緒にいたくない人はどんな人か」という問いに対して、男女関わらず、「慌ただしそうにして、人の話を聞かない人」という結果でありました。
つまり、自分のことで精いっぱいの人のことであると言えます。
ニートに関わらずこのタイプの人は多いはずです。正直、労働者が慌ただしそうにしているのは許される部分もあります。
しかし、ニートの焦り、慌ただしそうにしているのは滑稽なものです。
筆者も一時期、心の余裕の無さから友人の誘いを断ったり、家族に対して不愛想な態度を取った時期がありました。(今思うと本当申し訳無い)
ニートを続けるのにこれまた重要なのが「周囲の人間」です。
自分がニートであることを敢えてアピールすると、周囲の対応が変わり、思わぬおいしい情報を貰えることもあります。
人相の悪いニートは距離を取られて当然ですが、人当たりの良いニートは意外と世間は受け入れてくれます。ニートですが何か?くらい強気に、余裕を持てるくらいで上等です。もし、ニートとは関わりたくないと言われれば、それまでだった、ということにしておきましょう。
良好な人間関係を構築するには心の余裕が必須です。
ニートが心の余裕を持つには?
①「なるようになる」としか考えない。
これが一番効果的だったりします。心配事をゼロにするとも言えます。
実際、アメリカの研究チームによると、心配事の96%は起こらないとの結論が出ています。万が一、4%に当たっても「全力で対処してやる」くらいの気概を持っていれば心配事に悩まされることも減るはずです。
事実、私が退職した時点の全財産は57万円で、現在まで働かずに生きるのには足りない金額です。にも関わらず、現在の全財産は34万円と尽きるどころか34万円も残りました。
半年前の残り預金額について悩んでいた時間が本当にもったいないレベルです。
「なんとでもなる」の気概を持てば自身の健康状態も向上し、他人とのつながりも増えることで人生が充実するはずです。
②読書をする
読書をすることで半分以上のストレスが解消されると言われています。時間は説によってまちまちですが、30分以上すれば確実に効果が出ます。
ストレス軽減だけでなく、これからの生き方について考えるきっかけ作りにもなり、読書をするのが最短で人生を豊かにするとも言い切れます。
③家のあらゆる部分をきれいにする
「部屋は心を映し出す」という言葉もあるほど、部屋が散らかっていると心に悪影響を及ぼします。逆に部屋を片付けると、心の状態も良くなると言えます。
特に仕事をしなくなると家にいる時間が長い為、会社で仕事をする労働者よりも部屋の状態に心は影響されます。
持ち時間は労働者よりも多い為、隅々まで部屋を綺麗にしてみるのも心の余裕を持つ手段です。思い切って1か月間使わなかったものをすべて捨ててしまうのもよいでしょう。
片付けや断捨離に関する本が大量に出ている世の中です。読書と合わせて実践するべきだと言えます。