マルチ商法にのめり込む人の特徴・共通点
最近、高校時代の友人が続々とマルチの勧誘にはまっているという話を聞きました。
高校時代の友人と最近遊ぶようになり、友人曰く同級生の10人以上がマルチにはまっっているようです。
筆者のLINE友達にも1人、マルチにはまっている人がいます。
アイコンが某高級外車の運転席…
後から聞いた話によると「試乗車」だそうです。
その他、「ハワイに行った」、「○○(高級料亭)にきて宴会」など、お金があることを示すような投稿がしばしばありました。
その時は「お金持ってるなあ」としか思いませんでした。
あの時、なんでそんなにお金持ってんの?と聞けば勧誘されていたでしょう。
そんな人が1人のみならず、少なくとも知り合いで10人以上いるようです…
その10人…
今思えば、その10人にはな共通点があることに気付きました。
1人2人ではなく、全員に該当する共通点が。
マルチにはまる人の特徴をなんとなく掴んだので、忘備録としてダラダラ書いていきます。
① スクールカーストで言うと、中層の人間
スクールカーストという言葉はあまり好みませんが、ほかに表現する言葉がないので仕方なく使います。
彼らは全員、リア充でもなければ、根暗でもありません。
本当に普通、真面目という言葉が似あいます。
しかし、よく考えると彼らがマルチ商法のカモになるのは納得できました。
まず、リア充がはまらない理由は2つあります。
1つ目は「本能的に怪しいものを避けている」ことです。
良くないものを避けれる嗅覚でもあるのでしょうか。リア充の勘は結構当たった経験があります。
というのも、マルチにはまっている10人の中に高校時代、「あいつ胡散臭い」と言われていた人がいるのです。
筆者は胡散臭いとは感じませんでしたが、リア充にはそれを感じ取れるのでしょう。
2つ目は「すでに幸せだから」です。
お金と時間の自由を手に入れましょう!
のようなキャッチコピーはリア充には通用しません。
仕事もプライベートも充実しているから。
次に筆者が属する根暗グループですが、自己肯定感が低かったり、コミュ障すぎてマルチの勧誘がそもそも出来ない・しないことが殆どです。
もしくはネットに触れている時間が長いのでマルチを理解しているか。
必然的にマルチにはまるのは中間層になります。
② ポジティブ思考の人が多め
マルチの勧誘には「ポジティブ思考」が必須だと考えます。
インターネットが普及してしまった故、マルチを知ってしまった人にはまず断られます。
断られたならまだしも、誘われたという情報は一気に拡散されます。
その結果、白い目で見られ、遊びの誘いなどがなくなります。
そのような状況では、ネガティブであればまず続きません。
マルチにはまった知り合い10人は、洗脳抜きで根っからのポジティブ。
だからこそマルチに挑戦、継続ができるのでしょう…
③ 目立ちたがり・見栄っ張り
なぜかマルチにはまる人は目立ちたがりが多いです。
高級車のアイコンを設定していたり、友達との豪遊を投稿するなど。
恐らく興味を持ってもらい、勧誘の為だとは思いますが。
しかし、彼らは高校時代から目立ちたがりな一面はありました。
確かにマルチ商法は理論上、大金を稼ぐことができます。
高級車も余裕で買えるレベルの成功例もあります。
民間企業勤務で購入することも厳しいながらできます。
彼らはそれがつまらないのでしょう…
他人が驚くようなことをして成功したい。それでマルチに手を出したと考えます。
④ 素直で人を疑わない
はまっている知り合いは全員素直で純粋です。
それゆえに、勧誘の際も後ろめたさを持たずに熱心な商品紹介、勧誘ができます。
マルチの成功例を出されると、私にも出来るものだと簡単に信じ込んでしまいます。
勧誘者も、カモかどうかすぐにわかるようです。
筆者は相当にひねくれているため、久々に友人から連絡が来ても「借金・マルチ・宗教勧誘」のどれかだと疑いながら話します。
⑤ 情報弱者
この情報にあふれている時代、マルチを知らないのは少し情報に疎いような…
昭和時代ならマルチで成功も出来ますが、現代では至難の業だと感じました。
なんせ、マルチを知ってしまった人が増えているのですから…
それに、昭和時代のように1学年に14組まであるような多子の時代ではありません。
少子化の現代においてはターゲットが減り厳しいような気がしてなりません。
マルチ商法は人の数が収入を決めるようなビジネスです。
マルチにはまった彼らはあまりネットを使うイメージがありません。
それゆえに、マルチの難易度を知れなかったのでしょう…