社会不適合者が早期退職した時に取ったアルバイト以外の金策
筆者は新卒入社の会社を約5ヶ月で退社しました。
それだけならよくある話かもしれません。
しかし、筆者の場合は
- 次の就職先は未定
- もう就職する気はない
- 一人暮らし
という、金銭的になかなかに詰んでいる状況でした。
貯金は50万円ほどありましたが、無収入が続けば半年持つか怪しいです。
筆者が社会不適合者であることから金策の条件は、雇われずに収入を得る。
そんな感じで、何とか生き延びるために様々な金策に手を出しました。
もし、雇われずに稼ぐ方法が知りたい、1人で簡単にできる仕事がしたいという方に役立てたらと思います。
クラウドワークスなどのソーシングサイトで簡単案件を探します。
簡単なライティング作業は実務経験なしでも受けれることがあります。
何といっても、スマホさえあればどこでもできるのが魅力です。
ただ、完全出来高制であるため、作業完了までに時間がかかれば普通にアルバイトするよりも稼ぎは少なくなります。
筆者も1件400円の案件に2時間ほどかかった経験があります…
記事作成案件はお金を稼ぐというというより、文章力を上げるつもりで取り組むのがベストです。
クラウドソーシングでは他にも、美容院の覆面調査(女性限定)や、商品モニターなど、条件も付きますが様々な仕事があります。
「儲けれそう」より「楽しそう」に重点を置いたほうが良いように感じました。
読まなくなった漫画、本などを全て売りました。
そこで試してみたのが「amazon」での出店販売です。
BOOK-OFFなどの古本屋などである場合、カウンターにもっていくだけで値段を査定、買い取りが可能です。
当然ながら、手軽である反面、買い取り価格は古本屋に決められます。
筆者の場合、新書価格2400円で購入した本を売りに行った場合、500円と言われてしまいました。
正直、1200円くらいで売れると思ってましたが、古本というだけで結構下がりするものです…
もし、「自分で値段を決めたい」「モノを安く買って高く売りたい」という方は、AmazonやヤフオクなどのECサイトに出品してみましょう。
状態が良ければ新品価格の70パーセントくらいの値段でも十分に売れます。
また、不用品を売るだけでなく、Amazonで定期的に行われているタイムセールで安く買い、通常価格で出品することで差額を利益とすることもできます。
いわゆる「せどり」です
じゃあ、絶対にECで売るほうがよくね?
利益を得るという観点では間違いなくECでの販売です。
ただ、いいことづくめという訳ではありません。デメリットがあります。
- 出品・発想の手間がかかる。(商品の登録・梱包作業)
- 売れるかわからない。
- 転売、せどりをする場合、かえって赤字になる可能性すらある。
筆者の場合、物販というものを知るつもりでECの出品を行いました。
不用品販売はノーリスクですが、知識がなければせどり、転売はもはやギャンブルです。
私は商品の登録、梱包作業が面倒で3回ほどで辞めてしまいました。
もし、本格的にせどり、転売を始めたい場合は「古物商許可」をとり、ECせどり、転売について勉強することが重要です。
金策3:日雇い軽作業・派遣
日雇いというと、雇用されているように聞こえますが、実際は雇用されている感覚がほぼありません。
人間関係のしがらみも無く、仕事が覚えられないと悩む必要も全くありません。社会不適合者でも十分に働けます。
給料の振り込みも1週間以内と迅速と、その場しのぎの金策としては最適です。
ただ、日雇いで生活を続けるのは全く持ってお勧めは全くできません。
理由として…
- 日によって出勤時間が変わるので意外とストレスが溜まっていく。
- 職場によっては移動時間が多く、給料が見合わない。
- 基本最低賃金。
- 日雇いの多くが単純作業なので飽きてくる。
- たまに日本語の会話がかみ合わない人がいる。
など、挙げればあと100個ほど浮かびます。
もし日雇い労働をするなら、
- 晴れの日を選ぶ
- 待機業務がおススメ
- 連日は絶対入れない
- 夜勤は避ける
- 工場の軽作業は「軽」ではない
を意識すればストレスがグッと減ります。
ちなみに筆者は2日連続で日雇いを入れてしまい、2日目は寝不足のまま工場作業という苦い思い出があります…
日雇いの多くは派遣会社に登録する必要があります。
一部例外として大阪の西成区などでは直接働きに行き、当日に現金を貰うという働き方もできます。
金策4:治験
治験とは、新薬などの臨床試験のことを言います。
病院などで試験薬品を投与され、その経過を調査する人体実験というイメージであながち間違っていません。
治験参加によってもらえる報酬は給料ではなく、「負担軽減費」と呼ばれます。
治験によっては「拘束時間が長いが、負担軽減費が高い」という、時間に余裕がある人向け(暇人向け)のモノもあります。
拘束とは言っても、漫画やネットは自由であったりとそこまで厳しいものではありません。
「じゃあ、一生治験で稼いでいこう。」
そのように思いつく方もいるでしょう。しかし、殆どの治験はひと月に連続で受けることができません。生活費を稼ぐのは難しいです。
人生で1度、治験を経験してみるのもアリでしょう。案外、思い出になります。
金策5:ウーバーイーツ配達員
現在住んでいるエリアがウーバーイーツのサービス範囲内であったり、サービスエリアに近い場合、配達員として働いてお金を稼げます。
人間関係のしがらみも無く、遅刻、欠勤で怒られることもない筆者のような社会不適合者にぴったりの働き方でした。
給料の振り込みも一週間おきと、緊急の出費にも対応が可能です。
さらに、現金を扱う配達を行えば、お客様から受け取った現金を一時的に保持するため、今日お金が必要という場合にも対処が可能です。(回収した現金は後日、Uberに返さなければならないので注意しましょう。)
普通のアルバイトと異なり、給料は完全出来高制です。毎日同じ収入を得るというのは難しいでしょう。時給換算1500円の日もあれば800円ほどの日もあります。
自転車とスマホさえあればすぐに登録会に行き、すぐに配達を開始できるスピード感も魅力です。
最後に…
転職できる、したいのであればすぐに転職活動をすべきです。それが一番の金策です。
筆者が転職先もなく退職した後に行った金策をまとめましたが、本当に一時的なカバーという感じです。
もし、退職した原因が「会社側」にあるのであればすぐに転職活動を行ったほうが良いと感じます。その会社に合わなかっただけで、社会に合わないとは限りません。
遅刻が治らなかったり、仕事が全く覚えられないなどの心当たりがなければ受け入れてくれる会社はきっとあります。
遅刻が病的に治らなかったり、仕事が全く覚えられない、忘れ物が多い場合は「雇われ」にそもそも向いていないでしょう。
だからといって悲観してはなりません。
雇われ以外の働き方に手を出したり、とにかく何もしたくないなら絶対に何もしない。
そうすれば多少生きるのが楽になり、何かしようという活力が湧いてきます。