ニート生活向上部

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世間を騒がす「無敵の人」に無職になって思うこと

無敵の人とは・・・

 ざっくり言えば、お金や社会的地位がなく、人との関わりが極端に少ない為、守る世間体も無い人のことである。凄惨な凶悪事件が起こった際に犯人がこのような人であれば「無敵の人」と揶揄される。

 

 令和になってからでは川崎20人殺傷事件、京都アニメーション放火事件が記憶に新しい。いずれも犯人は無職もしくは引きこもりである。

 

 両方の事件を社会人時代に聞いた時、「ああ、また無職か」という、若干見下してるような感情を持った。社会人の頃、総合職採用ということもあり将来的に高い社会的地位につけると思い込み、無職の人を見下す屑であったと思う。自分が犯罪を起こすこともないだろうと思っている。

 

 その状況から一転。現在筆者は「無職・金なし・地位なし・人との関わり僅か」という将来的に無敵の人になりうる可能性を十分に持ち合わせている。この状況になったからこそ「無敵の人」について思うことがポコポコと湧いてきたので吐露していこうと思う。

 

①壁を殴る感覚で人を殺せる

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 筆者は過去に自宅で作成中のデータ(2000字程度)を保存せずにウィンドウを閉じてしまい、1から作り直しになった経験がある。その時、壁を殴った。正直、PCに当たりたい気持ちもあったが内部データの量、PCの値段については理解していたため壁を殴った。

 人は意外と物に当たるとき、自分に返ってくるダメージを計算するよう出来ていると感じた。ゲームなどでコントローラを破壊する場面を見たことがあっても、本体やテレビを破壊する場面は見たことがない。モノに当たる時、壊していいものダメなものの判別は間違いなく出来ている。(当たらないのが一番だが…)

 サラリーマンは社会的地位、仕事、信用、家族など守るものが多い。殺人どころか多少の犯罪でも一気に崩れる大ダメージを受ける。社会的制裁というものである。

 

 無職になってサラリーマンと比べて守るものが一気に減ると感じた。万が一、犯罪で逮捕されてもサラリーマンに比べダメージは小さいものである。社会への恨みで犯行に移すことも容易であり、逮捕されても社会的ダメージは無いも同然だ。まさに「無敵の人」である。

 無職の犯人は本当に壁を殴る感覚で凶行に移ったのだろう。残るのは殴った後に残る手の痛み程度だろう。

 

②眩しく見えるものが増える。

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 無職になるとスーツで通勤している人を見ると急に眩しく見える。筆者もちょっと前まで同じことをしていたのにだ。他にも、ショッピングモールで幸せそうに歩くカップル、家族など、無職になった途端にキラキラして見えてくる。社会人と無職では見える世界が少し変わってくるのだ。

 

 そのような世界は当然嫉妬、恨みの対象となることもある。そうでないと無差別殺傷なんて起こせないと思う。無敵の人は楽しくて無差別殺傷を行っている訳ではないと思う。(もちろん罰せられて当然であるが)

 

③無職が犯罪を起こすのは40代以降の理由に納得

 

 社会に恨みのある20代は正直、多数いると思う。筆者も社会に恨みこそないが無職である。しかし、実際に凶悪事件を起こすことはほとんどない。将来にどうしても期待してしまうからだろう。

 

 筆者がそうであるが、フリーランスでお金持ちになるという夢を捨てられない。万が一なれなくても雇われずにうまく生きている希望的観測があるからだ。まだ人生を捨てることはできない。

 

  「人生は何歳で決まる」と検索してみるとおおよそ30代前半~中盤で決まるとの意見が多い。これが世間の常識だろう。つまり、40代は人生がほぼ決まっていると言っても間違いではない。つまり、犯罪による逮捕なんて無傷なわけである。

 

無敵の人にならないにはどうする

 

①希望を捨てない。

②会社で働く。

③趣味を作る

④人との関わりを増やす

 

結局これだ。肝に銘じます。